2012年7月29日日曜日
サンスイ SP-100i改 レビュー
サンスイといえばオーディオ界ではアンプが有名です。
しかし、スピーカーにも名機があります。
それが、SP-100iです。
87年発売のこのスピーカーは外見はシンプルな2Wayながら徹底した
不要共振排除を目指して、凝りに凝ったエンクロージャー構造になっています。
そのため、1本20Kgとサイズからすると、ものすごく重いスピーカーです。
詳細はこちら(Google)
ぜひユニットとエンクロージャーの構造を見てください。
さて、写真のSP-100iは色が少し不自然かと思います。
ヤフオクにて譲っていいただいた、改造品だからなのです。
この塗装は綺麗にされており問題はありません。
しかし、残念ながらウーファーエッジに問題がありました。。
元々SP-100iはエッジが劣化しやすいため、前オーナーがクロスエッジに
交換されていましたが、ダンプ剤が多すぎたためガチガチに固まっていました。
なので、除光液(アセトン)で一部除去しました。回数にして左右それぞれ
3回ほどを2日に分けて作業です。
結果、中低音から低音が出過ぎるほどになりました。
まだスタンドもなくセッティングが終わってませんが、
綺麗な高音と豊かな中低音が心地良いスピーカーだと思います。
このスピーカー以外にもSP-LE8Tなど良いスピーカーを作っていた
サンスイですが今は残念ながら衰退しています。
今やマニアックな趣味となってしまったオーディオですが
また再興して欲しいと思います。
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いい趣味ですよ。
返信削除最近、私も300Sというのを入手しました。
ツイーターが逝っているので、分解してボイスコイル
までたどり着き、断線だろうと思いきや見事にクラック
が入り修復不可能となりました。
そこで、別体のホーンツイーター繋げてウーハー直で
気がついた事があります。
かなりイイといかウーハーの鳴りっぷりが実に見事!。
純正はクロスが1.5Kと低めですが、恐らく4~5K
まで上げるとウーハーの特性が出そうで楽しみです。
SP-1000や1010だともっと良いのではと
興味津々ですが、なにせ物が無いですね。
ツイーターも皆共通のようで、あれば幸いですが
出てきそうに無いのが現実です。
MOSアンプは私も持っていますが、SPはあまり出回らなかったようです。ん~寂しい。